日本では綺麗なピンク色の八重桜の桜漬けを使って、祝賀の席で桜湯を供す伝統があります。塩漬けにされた桜のつぼみは、湯を注ぐと湯の中で良い香りを放ってゆらゆらと美しく花開くのです。
お祝いごとにしか使わないと思ったら、その桜漬けを入れた米をそのまま炊いたり、桜の味と香りのするお菓子にしたり、色々と使えることがわかりました。
以前Twitterでも紹介したことがあります。こちらです。
昨日わたしが作ったカクテル「桜マルティーニ」に使った桜花の塩漬け。桜茶だけではなくお菓子のトッピングにも使えるので和風クッキーやケーキなどにいいかも。日本から直接取り寄せた。
ちん里う本店 桜の花 塩漬け 桜花漬 30g https://t.co/Pl44pXjsKZ pic.twitter.com/DHNkfhdCHh
— がび (@gaby6100) 21 August 2018
今回もその桜漬けを使って、桜マティーニにすることにしました。
ちょうど友達を何人か招いていたので、アペリティフとして楽しんでもらおうと思ったのです。
その様子はこちらの記事からどうぞ。
桜マティーニというと、日本では桜リキュールという綺麗なピンク色の甘いリキュールを使うそうですが、オーストラリアでは残念ながら販売されていません。でも、ライチーリキュールを使っているレシピがあったので買ってみました。それと和風なのでもちろん梅酒も。ベースはもちろんマティーニの基本であるジンです。
お祝いごとという意味では、お正月のお屠蘇の代わりにも使えると思います。これからのシーズン、クリスマスパーティーやお正月のお年始などの行事もあることでしょう。そんな時に、こんな美しい桜の花が開くカクテルを楽しんでみてはいかがでしょうか。
材料
- ジン 30ml
- ライチーリキュール 30ml
- 梅酒 15ml
- レモンの皮 適宜
- 桜漬け 適宜
作り方
- ジン、ライチーリキュール、梅酒をシェイカーに入れ、氷を3個加えてから、すばやく混ぜて冷やします。
- マティーニグラスに注ぎます。
- レモンの皮を浮かべ、湯通しした桜漬けを加えます。