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タイ風グリルドチキンの絶妙マリネのレシピだけは絶対覚えてほしい

タイ風グリルドチキン4

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オーストラリアに移り住む前には、タイに12年ほど住んでいました。でも、もうオーストラリア滞在のほうが長くなってしまったんですね…感慨深いです。

 

さて、タイでの楽しみのひとつに屋台めぐりがあります。珍しい食べ物やどこかで見たことのある食べ物など、あの夕方の美味しい香りは食欲をそそるものです。

 

 

その中のひとつがガイ・ヤーン、平たく開いて1日マリネしておいた鶏の丸焼きを炭火でじっくり焼いてくれます。小さな屋台の上のほうについた煙突から煙がモクモクと上がっていますから、その美味しそうな香りとともに、今でも思い出すと喉が鳴るほどです。

「それをひとつちょうだい」と言うと、平たい丸焼きを丸い木製まな板の上に乗せて、中華包丁で豪快にカットしてくれます。そして、ビニール袋に入れていくつかチリソースももらったら、あとは家に帰って食べるだけです。

 

 

 

懐かしく思い出しても、こういうものはオーストラリアでは見かけません。レストランに行けばあるのでしょうが、実は、わたしはオーストラリアにあるタイ料理レストランがあまり好きじゃないのです。どう考えても砂糖の入れすぎ。砂糖やチリなどはタイの屋台などでは別々にテーブルにありますから、自分の好みで甘くしたり辛くしたりできるのですが、こちらのレストランではそれがすでに混ぜてあるんですね。

 

そんなわけで、自宅の庭のバーベキュー機を使ってよく自分でマリネした鶏肉を焼きます。マリネ液に1日漬けておいてから焼くだけですから、日本の魚焼き器やオーブンでもできると思います。とても簡単にできるのに、とびきり美味しいグリルになります。
騙されたと思って、どうぞ作ってみてください。絶対リピート間違いなしですから。

 

 

マリネ液に漬けるのはボウルよりジップロックのほうが浸かる面積が広いので早く効率的に液が染みると思います。フォークで少し肉に穴を開けてから漬けるのも大事です。

 

また、まだあまり浸かっていないようでしたら、液をかけながら焼いてくださいね。

 

晩ゴハンには冷蔵庫に残っていたマンゴーとアボカドを使ってサルサにしましたので、それも付け合わせとしました。かぼちゃとアスパラガスは鶏肉と一緒にバーベキューでグリルにしました。

サルサのレシピは昨日公開したこちらです。

 

 

グリルは沢山作ってしまったので、これから手を変え品を変えランチに登場することになりそうです。サラダに混ぜてもいいかなと思っています。それから、チャーハンにも。

 

【追記】

妹から「レモングラスなんて東京のはずれじゃ買えないよ」と言われたので、こちらに通販で買える場所を記しておきます。レモングラスの風味がないとやっぱりタイ風じゃなくなってしまうので。