おもてなしからひとりゴハンまで簡単レシピはがびのキッチン@オーストラリアで

がびんち定番バナナケーキは機能性食品の亜麻仁を含む低糖おやつ

とても素朴なバナナケーキはよく作る。 バナナは房で買っても、すぐに4本とか5本とか毎日食べるわけではない。そうすると数日でポツポツと黒い斑点が出始め、1週間もたつとすでに皮がドス黒く変色してしまう。こうなったらもう皮をむいても周りがふやけていてあまり美味しいとは言えない。

以前は、このバナナケーキをステビア(砂糖の代用品)で作っていたけれど、羅漢果のほうがはるかに砂糖に近くて苦味もないので、今ではこのステビアは使っていない。

話は変わるが、このバナナは近くのどのスーパーでも1本ずつ子供用に無料で置いてある。バナナで隠れてしまってよく見えないが、Free fruit for kids(子ども用の無料フルーツ)と書いてある。つまり子ども連れだったら、ひとり1本ずつ取ってスーパーの中で食べさせてもいいということなのだ。子どもにとっても栄養価の高いフルーツなので、お菓子を買うよりはるかにいい。おもしろい試みだ。こうやって一緒に買物に来る保護者たちへの栄養を考える姿勢をも促進させているのだと思う。

 

 

さて、バナナケーキに戻る。 バナナケーキともなると砂糖は使うし小麦粉だし…と尻込みしていたが、最近では羅漢果がMonk Fruitsという名前で砂糖の代用品(糖分ゼロ)としてスーパーでも買えるし、アーモンド粉も手に入る。ただし、このアーモンド粉だがぜんぶコレにすると、バサバサになって歯ざわりが悪く、とても美味しいとは言えない。だから、わたしはアーモンド粉は200gに押さえて、50gの小麦粉を加える。こうするとそれほど悪くないので、今ではこの分量で作る。亜麻仁は必須脂肪酸であるオメガ3系α-リノレン酸やファイトケミカルに富んでいるし、見た目と歯ざわりもよくなるので、これもがびんちの定番だ。  

材料はアーモンド粉200g、小麦粉50g、亜麻仁(Fluxseed)30g、卵2個、牛乳240ml、溶かしたバター70g、羅漢果大さじ3、ベーキングパウダー小さじ2。バナナ200g。180度のオーブンで30分ぐらい。 たくさん作って一切れずつ冷凍もできる。

作り方はステビアを使っていた頃と同じなので、こちらを参照してください。