ピナコラーダ(スペイン語の発音はピニャコラーダ)というカクテルを知っていますか?
ラムとパイナップルジュースとココナッツミルクを混ぜた甘いカクテルですが、このカクテルを元にケーキもできてしまいます。ラム酒を入れた大人の味ですが、ちょっとした自宅ディナーのあとにいかがでしょう。
材料で近くのスーパーで手に入らない「かもしれない」ものと言えば…ココナッツミルクとココナッツのロングカットでしょうか。
あとは普通のお菓子づくりの材料ですので、すぐにつくれると思います。
まず、オーブンを160度に温めておきます。
そのあとはまず底(つまりひっくり返すと上部になる部分)のパイナップル部分です。
内側に指でバターを塗りたくったら今度は大体の形に切ったオーブンシートを貼り付けます。バターを溶かしてそこに大さじ1のラム酒を加えます。さらに大さじ1を口の中へ…おっと。
底にそのバター液をそっと入れたら、今度は上からブラウンシュガーをまぶします。そしてパイナップルを適当に並べてください。これで型の準備ができました。
今度は生地です。
まず砂糖、室温で柔らかくしたバター、バニラエッセンスを泡立て器で混ぜ合わせます。
次に卵をひとつずつ入れて、泡立てます。
三つ全て混ぜ終わったら、今度はふるいにかけた小麦粉とベーキングパウダーを順番に入れて混ぜ合わせます。
次にココナッツミルク、そしてパイナップル缶の底に残ったシロップにラム酒をちょいと加えてさらに混ぜます。
最後にココナッツフレークを入れて軽く混ぜ、型にそっと流し入れます。
あとは160度のオーブンで1時間。または、串を刺してなにもついて来なければできあがりです。
オーブンには癖がありますから、必ず様子を見ながら焼いてください。
オーブンから出したら、そのまま20−30分型に入れたまま冷まします。
そして、ここからがドキドキです。
皿を載せてから、えいっとばかりに引っくり返します。それまではどうなっているのかわかりませんから、楽しい一瞬です。
お子さんのいる家では、ラム酒を少なくするか、または底に入れるソースにはラム酒を入れないでください。
2−3日でしたら冷蔵庫で、または1枚ずつ切って冷凍庫で保存したらかなり長いこと食べられます。
ちょっと前に「牛乳パックを切ってオーブンシートを貼り、ケーキができたらあとは捨てるだけ」というツイートをもらって、感激しました。型がないひとはぜひ試してみてください。
材料
- 無塩バター 30g (ラム酒を入れないなら50g)
- ラム酒 大さじ1(お好みで)
- ブラウンシュガー 120g
- パイナップル 450g缶(わたしの場合2枚残りました)
生地
- 無塩バター 125g
- 砂糖 150g
- バニラエッセンス 小さじ1
- 卵 3個
- 小麦粉 220g
- ベイキングパウダー 小さじ2
- ココナッツミルク 170ml
- パイナップル缶のシロップ 60ml
- ラム酒 大さじ1
- ココナッツフレーク 30−40g
作り方
- オーブンを160度に温めておきます。
- 底(つまりひっくり返すと上部になる部分)の内側に指でバターを塗りたくったら今度は大体の形に切ったオーブンシートを貼り付けます。
- バターを溶かしてそこに大さじ1のラム酒を加えます。
- 底にそのバター液をそっと入れたら、今度は上からブラウンシュガーをまぶします。そしてパイナップルを適当に並べてください。
- ボウルにブラウンシュガー、室温で柔らかくしたバター、バニラエッセンスを泡立て器で混ぜ合わせます。
- 卵をひとつずつ入れて、泡立てます。
- ふるいにかけた小麦粉とベーキングパウダーを順番に入れて混ぜ合わせます。
- 次にラム酒をちょいと混ぜ合わせたココナッツミルク、そしてパイナップル缶の底に残ったシロップを加えてさらに混ぜます。
- 最後にココナッツフレークを入れて軽く混ぜ、型にそっと流し入れます。
- 160度のオーブンで1時間。または、串を刺してなにもついて来なければできあがりです。
- オーブンから出したら、そのまま20−30分型に入れたまま冷まします。
- 皿を載せてから、えいっとばかりにすばやく引っくり返します。それまではどうなっているのかわかりませんから、楽しい一瞬です。液をたらさないように気をつけてください。