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甘くて優しいカクテルのレシピ ブルーベリーフィズはモクテルにも!

ブルーベリーフィズ

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わたしが若いころに日本のバーでよく注文していたのは、バイオレットフィズという紫色の美しいカクテルでした。ジンベースのカクテルで、すみれ色のリキュール「パルフェタムール」を使います。アルコール度数はそんなに高くないし、何しろ飲みやすいので女性向きのカクテルだったのだと思います。

 

ただし、その後フランスに渡ってワインと食後酒の味を覚えてしまったせいか、それほどカクテルを飲む機会がありませんでした。それでもフランスで時々飲んだカクテルと言ったら、食前酒としてはクレーム・ド・カシスと白ワインを混ぜたキールぐらいでしょうか。

 

最近はオーストラリアでホームパーティーをすることも多く、食前酒としてよくカクテルも作ります。色々なものを混ぜて試してみるのも楽しくて、実はかなり沢山のリキュール類も買い集めてしまいました。

 

オーストラリアではまだまだブルーベリーの季節が続きますので、今日はそのブルーベリーを使って「ブルーベリーフィズ」を作ってみました。日本では冷凍のブルーベリーが安く出回っていますから、解凍して使ってください。濃いワイン色の、見た目も美しいカクテルです。

 

おもてなしの食前酒としてグラスはマルティーニグラスを使いましたが、家で夕方のカクテルとして飲むときには(ほんの少しジンを多めにして)トールグラスに氷を沢山入れてソーダ水かレモネードをたっぷり注いでもフレッシュで軽いカクテルとして楽しめます。わたしはどちらかと言うとあまり甘くしたくないので、ソーダ水を使いました。それでも十分甘いドリンクです。

 

お酒の飲めないひとには、ジンを入れないでレモネードを足せばカクテルならぬ「モクテル」になります。英語のMock(偽物)とコクテル(Cocktail)をかけた言葉ですが、お酒に見えるけれどアルコールなしのドリンクのことです。マルティーニグラスに注げば全く見た目は変わらないので、試してみてくださいね!

 

 

ブルーベリーでオーストラリアの定番お菓子マフィンもできますよ。レシピはこちらからどうぞ。

オーストラリアの定番お菓子、ブルーベリーマフィン