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りんごのパンケーキ…をオーブンでまとめて焼いてブランチにいかが?

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スイスにいたときに、友だちから教えてもらったとても簡単なパンケーキのレシピがあります。
炒めたりんごを入れた素朴なパンケーキです。ところが 子どもが2人もいて、ひとつひとつフライパンで焼くのがめんどうだからと、そのまま型に流し込んでオーブンに入れていました。

わたしもそのマネをして、オーブン焼きのパンケーキを作っていました。そのほうが簡単ですし、何よりも皆でホカホカのパンケーキをふうふう言いながら食べられるのがいいんです。フライパンでパンケーキを1枚ずつ焼いていたら、どうしても一緒に温かいまま食べられませんからね。でも、オーブンのない家ではもちろんフライパンでもできます。なんてったってパンケーキですから。

まず、オーブンを210度ぐらいに温めておきます。そのとき、すでに容器もオーブンに入れて温めます。

りんごは皮付きのまま1センチから2センチぐらいのスライスにしておきます。今回は赤と緑のりんごがあったので両方使いました。

ピーカンナッツも入れますが、こちらはクルミでもハーゼルナッツでもピーナッツでもいいと思います。要するに歯ざわりがよければということで。わたしはたまたまピーカンナッツが冷蔵庫にあったのでそれを使いました。

もうひとつ必要なのはメープルシロップです。日本のホットケーキミックスについている水飴のソースとは少々違って、香りも味も上等ですので、1本キッチンに持っていると重宝します。

 

 

フライパンにバターを溶かし、中火でりんごを炒めます。気長にゆっくり炒めてください。10分ぐらいかな。
それからメープルシロップを足してざっくりと混ぜ合わせ、ピーカンナッツを加えます。

 

次にボウルで、卵、牛乳、バニラエッセンス、メープルシロップ、塩、カルダモン、ナツメグ、シナモンを混ぜ、最後に小麦粉を加えて混ぜ合わせます。

 

全て混ざったら、オーブンから熱い容器を取り出してバターを入れ、まんべんなく周りに塗ります。

 

次に、りんごを容器に敷きつめます。
最後に生地を上からそっと加えたら、そのままオーブンへ。210度で30分ぐらいです。生地が膨らんで黄金色になったらできあがりです。

 

こんな感じ。美味しそうでしょ。

 

冷めるにしたがって、ふくらんだ生地が段々とぺしゃんこになります。
温かいまま、切ったり大きなお玉ですくいとったりして、召し上がってください。ブランチに最適ですが、時間を短縮したいときは、前の晩にりんごを炒めておいてください。朝は生地を混ぜるだけです。

わたしはおやつとして作ったので、バニラアイスを添えて食べました。
砂糖は使っていません。メープルシロップだけなのでそのまま食べても素朴な甘さです。

 

 

もうひとつ。生地からメープルシロップとシナモンを引いておくと、今度はフライパンで焼いたベーコンの上からかけて、塩味のパンケーキとして食べても美味しいです。

わたしはこのりんごを入れたほんのりと甘いパンケーキが好きです。素朴な甘さですが、食べるとスイスに住んでいたころを思い出して懐かしくなります。