昨日電話をとったら、仕事でずっと北のほうに住んでいる友達が1週間だけ帰ってきているそうです。それなら絶対日曜日に呼ばなければと思いましたが、土曜日はオペラの野外コンサートの夜だったので、何も用意していません。
でも、運良く昨日のうちにスーパーのセールで買っておいた豚肉のステーキがあります。冷凍しようと思っていたのですが、4枚あるのでこれを使いましょう。それに冷凍庫にはもうそろそろ使わなければならない鶏ドラムスティックとソーセージが解凍を待っていますし、昨日買っておいて冷蔵庫を占領している巨大なスイカが半分あるので、全て「あるもの」で簡単にバーベキューのランチをすることにしました。
まず、解凍した鶏ドラムスティックですが、これは以前作ったタイ風グリルドチキンに。レシピはこちらです。
ささっとマリネを作ってジップロックに入れ、冷蔵庫で待ってもらいます。
お次は豚肉のステーキのバーベキューソース。バルサミコ酢を効かせてイタリア風に仕上げてあります。酢を使うなんてすっぱいんじゃないかと思うでしょうが、トロトロと煮ることで鼻につんと来る酢っぱさが消えます。元々バルサミコ酢はそれほど酸味が強くないのです。また、ディジョンマスタードを入れているので、味に深みが出ました。
バルサミコ酢もディジョンマスタードもキッチンにあると、イタリア料理などがとても風味豊かにできあがります。
こちらは下にレシピを書きましたが、ものすごく簡単でオーストラリアの子供たちも大好きな味です。薄い豚肉のステーキならフライパンでもできます。ぜひお試しください。
材料を混ぜたら弱火でトロトロと煮込むだけです。味が煮詰まってバーベキューに最適になります。これを冷ましてから豚肉にたっぷり塗ります。そのままグリルで焼いてください。
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朝は外で珈琲が飲めるくらいの涼しさでしたが、昼過ぎのテラスは西日がそろそろ差してきて30度を超しています。グリルに火をつけたら、暑がりのわたしにはとてもじゃないけれど耐えられません。
焼くだけの肉はビールを飲んでおしゃべりしている男性たちにまかせることにして、わたしはエアコンの効いたキッチンに逃避。
さて、スイカのサラダです。さっぱりとして、バーベキューに最適ですので、ぜひ日本が夏になったら作ってみてください。フェタチーズを入れなくてもおいしく食べられます。これも以前にレシピを公開しています。
時々外へ見に行っていたのですが、それでもおしゃべりに花が咲いていると見えて、なんだか豚肉はちょっと焦げていました。でも中は柔らかくジューシーです。
付け合せのトウモロコシとジャガイモはきれいに出来上がっています。ジャガイモは下茹でをしてありますので、焼くのは一番あとでした。
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すいかサラダができあがったところで、暑いテラスから皆エアコンの効いたダイニングテーブルに集まりました。
手を使ったり、フォークで刺したり、ナイフで切ったり。日曜日のバーベキューは無礼講です。どんなふうに食べてもかまいません。大きな紙ナプキンはあるし、オープンキッチンの水道の蛇口もすぐ側にあります。
思い思いにビールを飲んだり、ワインをついだり、おしゃべりは北の生活から最近のパースの流行まで、なかなかつきることがありません。結局食べ始めたのは3時ぐらいでしたので、皆お腹がすいていたとみえて、あっと言う間にこんなにたくさんの肉が皆の胃の中に消えていきました。
材料
- バルサミコ酢 200ml
- ケチャップ 130ml
- ブラウンシュガー(または普通の砂糖)70g
- ニンニク 1かけ(大きめのもの)
- ウスターソース 大さじ1
- ディジョンマスタード(辛くないマスタード)大さじ1
- 塩 小さじ1/2
- コショウ 小さじ1/2
- 豚肉のステーキ用 4枚
作り方
- ニンニクをみじん切りにします。
- 小鍋に全ての材料を入れて、弱火でコトコトと20分ほど煮込みます。時々混ぜてください。
- できあがったら、火からおろして冷まします。
- 豚肉に両面塩コショウします。
- バーベキューソースを両面に塗ります。
- そのままグリルで焼いてください。肉の厚みにもよりますので、必ず切って確認して中まで火を通してください。
- 薄い肉でしたら、そのままフライパンでも焼けます。