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冷蔵庫にあるものでさっと作るベジタリアン風パスタ:トマトとアボカドのカペリーニ

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冷蔵庫に必ずあるものと言ったら、わたしの家ではトマトとアボカド。どちらも大好きなので3日に1度は食べているのではないでしょうか。

先日ベジタリアンの友だちを招くと決まったときに試験的に作ってみたのが、この「チェリートマトとアボカドのカペリーニ」です。カペリーニというのは極細のパスタでスパゲッティーよりかなり細いものですが、ソースがからまりやすいのでよく作ります。何しろ3分で茹で上がってしまうというのも、忙しいときの晩ゴハンの味方。英語ではエンジェルヘアという名前です。
今回は近くのスーパーWoolworthsで偶然見つけてからやみつきになってしまったパスタブランドのカペリーニを使いました。乾麺はどれも同じと思っていたわたしですが、これを買ってから考えが変わりました。何しろモチモチのしっとりで他の安めのブランドよりはるかに美味しいのです。

使う材料はこれだけ。アボカドとチェリートマトとバジルです。まだ調味料がありますが、基本はこれだけ。
何回か作っているので色々と付け足していますが、今の所チェリートマトと普通のトマトを半々で作っています。チェリートマトは見た目が崩れないのでスッキリとした写真ができますが、普通のトマトの水気がほしいからです。チェリートマトだけだと水分が少なく、たっぷりとトマトの味がほしいひとはやはり普通のトマトも入れたほうがいいと思います。

もうひとつ。
今まで書いていなかったことに気づきましたが、パスタを茹でたときは必ずカップ1杯ぐらいの茹で汁を残しておいてください。特にカペリーニは細くて水を吸いやすいので、ほんの少し時間を置いただけでかなり水気の少ないパスタになってしまいます。茹で汁は普通の水よりパスタがしっとりとできあがります。茹でたときのスターチがからまりますので。できあがったとき水分が少ないように感じたら、必ずこの茹で汁を少しかけて混ぜてみてください。

全ての材料を切っておいたら、今度はニンニクをみじん切りにします。
そして、オリーブオイルを熱してから中火でこのニンニクを炒めます。焦がさないように。味の決めてのガーリックオイルです。
それから、全ての材料を加えて混ぜ合わせます。

繰り返しますが、カペリーニは普通3分で仕上がってしまいます。湯を沸かし始めるのは一番最初にやることですが、茹でるのは全部の材料ができあがってからです。

カペリーニが茹で上がったら、ザルにあげ、茹で汁を少し残し、また鍋に戻します。それから材料を全てその上からかけて混ぜ合わせます。味付けは塩コショウのみ。自分で味をみながら足してください。大人だけの食事の場合、チリを足してもいいと思います。このときはナマの唐辛子がなかったので、わたしは瓶詰めのスパイスを使いました。

パスタはトマトソースが主流ですが、こんなふうにさっぱりとガーリックオイルだけで仕上げるのもいいものです。夕食をかんたんに済ましてしまいたいときにも便利です。