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間違いなく美味しく作れるタイの焼きそばパッタイはコレを入れて本格的に

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先日はカオ・マン・ガイを作りましたが、わたしはパッタイも好きです。
今でこそタイ料理が日本でも人気になり、タイ料理店が実家の近所にもできてなかなか便利になってきましたが、わたしがタイに住むようになった1990年代はまだまだそれほど普及している料理ではありませんでした。

パクチーも普通のスーパーでは全く見かけなかったものです。あのころは確か香菜(シャンサイ)と言っていたような気がします。

さて、前回はカオ・マン・ガイでちょっと時間がかかる料理でしたが…

 

 

この記事では週末につくったパッタイを紹介してみようと思います。要するにタイの焼きそばです。

近所にあるアジア食品店ではベトナムの生米麺が売っているので、それを使いましたが、もちろん乾麺でもかまいません。わたしの家にも常備してあるこんな乾麺です。

 

 

この乾麺を使うときは煮てはいけません。沸騰したお湯に入れて20分ぐらい待っていると柔らかくふっくらとなりますので、好みの硬さになったらお湯から引き上げてください。

生麺の場合は上から沸騰したお湯をかけるか、または湯の鍋にいれて麺をほぐすだけです。あとはザルに開けて炒めてください。

まず材料です。

 

 

ニンニクはみじん切り、大根の漬物は粗いみじんぎり、ピーナッツは砕いて、万能ねぎは小口切りです。

わたしはこちらのアジア食品店で売っている硬くて水分の少ない豆腐を使いましたが、木綿豆腐なら水切りをしてから小さめに切ってください。

さて、日本で手に入りにくいのはこの塩辛い大根の漬物とちょっと大きめの干しエビ、そしてタマリンドのペーストだと思います。

ただし、この大根の漬物はもちろん古いたくあんで代用できます。そして、干しエビは桜えびで代用してください。

そして、このタマリンドのペーストですが、これはタイ料理ではほかにも使えますので、1瓶揃えておくと便利です。まろやかな酸味とフルーティな香りがあり、お酢を使うときよりタイの風味を加えることができます。

 

 

どうしても手に入らないときは…実は梅肉チューブで代用できます。もちろんタマリンドのほうがまろやかですが、梅肉チューブはそれほど酸味も強くないのでこちらでもかまわないと思います。柔らかい梅干しでも良いと思います。ただし、塩の量などもちがいますので様子をみながら入れて、自分の好みの味にしてください。

ソースの材料はこのタマリンドペーストとナンプラー、砂糖、そして水です。

最初にフライパンで炒めるのは頭と殻をとって背わたを抜いた生のエビです。これは両面炒めたら、皿にとっておきます。
次は先程全部刻んだ材料を油を足して全ていっぺんに炒めます。

 

 

大体火が通ったら、横っちょに場所を空けて、そこに卵をふたつ割り入れます。箸でごしょごしょとかき回し、ふわりと火が通ったら今度は材料と混ぜ合わせます。いや…本当は海老を最初に焼いて取り出したときに、卵をたっぷりの油でふわっと焼いたほうがきれいにできます、はい。そこを省略して端っこで炒めたのは、わたしがズボラだからです。白状します。

とにかく、大体おなじくらいの時間に米麺が茹で上がる(またはほぐされる)ようにしておきましょう。その麺をざっとフライパンに入れ、混ぜながらソースを加えます。そこにもやしを入れてざっと混ぜ合わせたらできあがりです。

簡単でしょう?

 

食べるときに、ライム(またはレモン)と万能ねぎ、そしてチリフレークを添えてください。
久しぶりに作りましたが、やっぱり美味しくてなんだかずいぶん沢山食べてしまいました。代用の食材でも簡単に作れるので、ぜひ試してみてください。

 

 


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