おもてなしからひとりゴハンまで簡単レシピはがびのキッチン@オーストラリアで

寒くなってきたオーストラリアで温かいシーフードチャウダーをすする

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日本がそろそろ暖かくなってきたと同時に、南半球のオーストラリアは冬に入る準備となりました。
朝は10-12度ぐらい、昼には20度以上になりますが、それでもまだ平気でショーツにTシャツのひとがいるパースです。

少々冷え込む夜には、簡単なシーフードチャウダーを。
野菜をきざむのがめんどくさいですが、それが終わればあとはあっと言う間にできるスピード料理です。

まずは野菜。ニンジン、セロリ、玉ねぎ、そしてニンニク。これをきざみます。まあ、それほど細かくなく、一口大というところでしょうか。ニンニクはもう少し細かく。

あとはジャガイモとベーコンをこれも一口大に切ります。
白ワインも使うので、オーストラリアサイズの250ml計量カップで半分、日本の200ml計量カップなら120から130mlです。ここまで来たら、ついでにワイングラスにも白ワインを一杯。えへへ。

さて、わたしはこちらの魚屋に売っているシーフードミックスを使いました。日本では冷凍で売っていますよね。それを解凍してから使ってください。わたしはそこに同じく魚屋で売っている殻付きムール貝を加えました。飾りですけどね。シーフードミックスには殻なしムール貝も入っていましたから。

あとはフィッシュストック(つまりフィッシュスープの素)、缶詰のコーン、そしてThickened Creamと呼ばれる生クリームを使います。乳脂肪分は大体35%ぐらいで、オーストラリアではホイップクリームにはコレを使います。もっとねっとりしたクリームもありますが、これを使うとホイップが固くなってしまうので、このクリームは日本のホイップクリーム用の生クリームと同じぐらいの乳脂肪分なので、日本では生クリームを使ってください。

材料がそろったら、こんどは深いフライパンにオリーブオイルを入れて熱し、まずベーコンを炒めてから取り出し、その油で野菜を炒めます。これはベーコンが焦げるからですが、ニンニクも同じく焦げるので、野菜を炒め終わってから加えます。小麦粉をぱぱぱっと振ってさらに炒めます。

それから白ワインを加えてまたしばらく炒めると、アルコール分が蒸発しますから今度はフィッシュストックを加えてください。そして、今度はジャガイモです。小さめに切ってあるので、すぐに柔らかくなると思います。

沸騰したら火を少し弱めてからシーフードミックスとコーンを加えます。コトコトと5分ぐらい。最後にクリームを加えてさっとひと煮立ちさせたら、火をとめてパセリのみじん切りをさっとふりかけてオシマイです。

このレシピなら、別にシーフードミックスでなくても、アサリだけを加えて普通のクラムチャウダー、魚だけを入れてフィッシュチャウダーにもできます。簡単でしょう? わたしは沢山つくって学校のランチにも持っていきます。冷蔵庫で数日もちますが、ジャガイモが入っているので冷凍庫には入れないでください。

最後にアマゾンで買える材料を記しておきます。コロナ禍の今、近くのスーパーで売っていないときのために。わざわざ遠くに出かけて行きませんように。