おもてなしからひとりゴハンまで簡単レシピはがびのキッチン@オーストラリアで

下処理をしたら後は簡単、おいしいムール貝のチリトマトソース

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突然Chili Mussel(ムール貝のトマトソース)が食べたくなりました。

西オーストラリアのパースで「チリ・マッセル」と言ったら、皆「おいしいよねー」と言うくらい大好きな料理です。ただし作るひとは少なくて、どちらかというとちょっと楽しい友達とのゴハンとしてレストランで食べることのほうが多いようです。安いし、美味しいし、誰でも好きだし、というのが理由です。

作るのは簡単なのですが、皆「えーどうやって作るの?」などと言うひとも多いので、わたしは時々友達が来るときにも作ります。

 

問題はムール貝の下処理かもしれません。見たらビックリするくらい沢山の藻が絡みついていますし、それを掻き落とす手間を考えたら恐れをなすからです。ただし、最近のパースでは(多少高価になりますが)藻を掻き落としてキレイになったムール貝も売っていますから、それほど難しい料理でもありません。

まずブラシで藻を掻き落としたら、あとは玉ねぎと唐辛子とニンニクとタイムをみじん切りにし、ベイリーフとバジルを準備しておきます。レモンの皮もおろしてください。皮をおろしたレモンは絞っておきます。大体大さじ2ぐらいのレモン汁ですね。

大鍋にオリーブオイルを大さじ2、そして玉ねぎとあとの香辛料を全部入れて炒めます。玉ねぎがしんなりしたら…白ワインとトマトケチャップ(またはトマトソース)を加えて、今度はトマト缶を放り込みます。わたしはパントリーにあったチェリートマト缶とすでに切ってあるトマト缶を使いましたが、普通のトマト缶なら大きなトマトを缶から出して、適当に刻んでください。それから汁ごと放り込んであとはホッタラカシです。たまに混ぜてあげますけどね。おっと、ベイリーフも忘れないでください。

10分たったら、今度はムール貝を全てブチこんで混ぜます。煮立ったら弱火にして10分。ムール貝が開いたらできあがりです。パセリとバジルを刻んで上からパラパラ。

あ、ムール貝を1キロというところで恐れをなす必要ナシです。貝そのものは半分以下の重量だと思いますので、2人で軽く1キロいけちゃいます。

手を使ってすすりながらムール貝を口に流し込み、パンを浸してソースを舐め、最後に皿をパンでキレイに拭ってください。ああ、だからやめられないのです、このムール貝。