たくさん作ってしまったペスト・ジェノベーゼの消費のために、もうひとつレシピを追加しました。
今晩はお待ちかねのパスタ(いや、誰も待ってないって)です。
これが一番ペスト・ジェノベーゼのレシピとしては一般的なのでしょうが、今回はパスタも手作りにしてみました。ご存じの通りわたしの家にはパスタマシーンという強力な味方がいるのです。
パスタは南ではタリアテッレと呼ぶきしめんのような平らなパスタですが、今回は中部から北部イタリアにかけて呼ぶことの多いフェトチーネのほうにしました。タリアテッレよりほんの少し幅の広いパスタです。1センチぐらいの幅かな。
一皿メシにするので、野菜は昨日からどうやって食べるか考えていたさやいんげんに、まだ沢山あるベビースピナッチ(サラダ用ほうれん草)を使うことに。お肉は鶏むね肉でヘルシーに。
しかし、最近のさやいんげんはスジを取らなくてもいいから下処理が簡単になりました。昔は1本ずつスジを取らないと食いちぎれませんでしたもんね…。
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自家製パスタは、やはりこんなふうにふっくらとしていて美味しくできあがりました。パスタがメインのときはやはりその場で作ったばかりのもののほうが、味が全然違います。
あ、でも料理はいつだって臨機応変に。わたしも時間と心の余裕がないときはよく市販のパスタを使います。作るのがめんどくさくない料理が何と言っても一番なのです。
材料
- 鶏むね肉(片胸)1枚、または400g
- フェンネルシード(ドライ)小さじ1/2
- ローズマリー ドライなら小さじ2、生なら葉のみ2本
- 塩コショウ 適宜
- オリーブオイル 大さじ2
- ニンニク 3かけ
- チリパウダー 小さじ1/4
- チェリートマト 8個
- さやいんげん 150g
- ベビースピナッチ 150g
- 飾り用バジルの葉 適宜
- パルミジャーノチーズ 適宜
- ペスト・ジェノベーゼ 大さじ4
作り方
- 鶏むね肉は半分に切ってオーブンシートの上に乗せます。
- フェンネルシード、ローズマリー、塩コショウを両面にします。
- 上にもう1枚オーブンシートを重ねて、上からまんべんなく叩きます。肉叩きがなければ、綿棒でもビール瓶でも固くて重いものならなんでもかまいません。
- 3センチぐらいに平たくなったらできあがり。
- 大鍋にお湯を沸かしている間に、フライパンにオリーブオイルを熱し、つぶしたニンニクを2かけいれて香りがたったら鶏むね肉をいれてニンニクを取り出します。片面2分ずつ火を通します。
- できたら皿に置いてアルミホイルでピッタリくるんでおきます。
- さやいんげんのヘタをとり、洗います。
- ベビースピナッチを洗っておきます。
- チェリートマトを半分に切り、オリーブオイルを熱したフライパンでつぶしたニンニク1かけと一緒にさっと炒め、最後にチリを振りかけます。
- さやいんげんを熱湯に放り込みます。
- 2分後に出来上がった生フェトチーネを放り込みます。生パスタはすぐに茹で上がるので、かきまぜながら入れてから3分後にザルで湯を切ります。
- ざっと湯を切ってから、鍋に戻してペスト・ジェノベーゼを混ぜ込みます。
- ベビースピナッチを入れて、さっと混ぜます。ざっくり混ぜるうちに柔らかくしなります。
- フェトチーネを皿に盛り、上に切ったチキンを乗せ、上からパルミジャーノチーズを削り、生のバジルの葉を飾ります。