いけないとは思いながらも、わたしは揚げ物が大好きです。
そして、大好きであるからにはなんとか油の量を控えめにしたいと考えています。
よく作るのはこちらの「鶏むね肉のシュニッツェル」です。こちらはパン粉にパルミジャーノチーズを混ぜて、そのまま肉につけ、オーブンで焼きます。
でもたまには「日本のとんかつ」も食べたくなりますよね。ですから、「揚げないとんかつ」。わたしの家では最近ではこればかりです。
揚げ物をすると、夏は暑くて気が狂いそうになりますが、これは実はパン粉をオリーブオイルで炒めておくことで、色をこんがりと揚げたように見せられます。オーブンを使うので、揚げ物で汗をかくこともありません。
肉はいつものようにロースを使います。
叩いて少し平たくしてから、塩コショウ。そして、そのあとは普通のトンカツのように小麦粉をはたき、生卵にくぐらせ、その炒めておいたパン粉をつけてから、オーブンで焼くだけです。
あらかじめオリーブオイルをたらして炒めてあるので、パン粉はいい色に仕上がっています。
かじってみると、カリカリ。揚げたとんかつとあまり変わりません。
先日はその残りのパン粉をつけただけの冷凍とんかつをまたオーブンで焼いて、カレーに載せてみました。
煮玉子もあったのでそれもついでに。
久しぶりにカツカレー。嬉しくてつい野菜はカレーの中のニンジンと玉ねぎだけということに気づきました。
たまにはいいよね。
材料
- パン粉 (オーストラリアなら)1カップ、(日本なら)1 1/4カップ
- オリーブオイル 大さじ2
- とんかつ用ロースステーキ 3枚
- 塩コショウ 適宜
- 小麦粉 大さじ3
- 卵 1個(大)
- とんかつソース
- 千切りキャベツ
作り方
- フライパンにパン粉を入れて、大さじ2のオリーブオイルで色が茶色になるまで炒めます。
- パン粉を皿に入れて冷まします。
- とんかつ用ステーキはすこし叩いて平たくします。
- 塩コショウします。
- 小麦粉をはたきます。
- 卵一個を溶いて、肉をくぐらせます。
- 炒めたパン粉をまんべんなく肉につけます。
- 200度に温めたオーブンで20分から25分ぐらい焼きます。
- その間にキャベツを千切りにします。
- トンカツができたら、キャベツを添えて、とんかつソースをかけて召し上がってください。