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妹がいつも作ってくれる豚肉のショウガ焼きレシピで久しぶりに一汁三菜

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今ドラマで評判になっている「きのう何食べた?」で何でもない日常の晩ゴハンを見ていたら、急に和食、それも定食風に一汁三菜にしてみたくなりました。

 

日本に滞在しているときは実家で母と一緒ですから、必然的に柔らかいものや細かく切ったものなどの和食が多くなりますが、それ以外のときはどちらかというと西洋料理のほうが多いがびんちの晩ゴハンです。でも、バンコクにいると豚肉の薄切りなんてものも簡単に手に入りますから、和食は作りやすいのです。もっともパースでも最近では韓国食品店が多くなり、プルコギ用の薄切り肉の冷凍なども売っていますが。

 

今日の晩ゴハンは、豚肉のショウガ焼きにしました。この定番料理はレシピなんぞないのも同然で、どこのウチでも必ず食卓にのぼる料理ですよね。わたしの実家でも母がよく作ってくれました。みそ汁はこれまた定番のわかめと長ネギ。そして、「枝豆ちぎり」というおでん用の小さなボールと糸こんにゃくの炒り煮、キュウリと大葉の酢の物。素朴でしょう?

 

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ショウガ焼きに関しては、今回は妹のレシピです。

 

まず、豚肉のロースは半分に切ってから(これが面倒ですが)一枚ずつ引き剥がし、ボウルに入れます。酒を振り、小麦粉を振り、混ぜ合わせてからフライパンで炒めます。小麦粉をはたくと、肉に膜ができて焼くときに固くなりませんし、そのあとに煮汁を入れたときにとろりと優しく感じられます。

 

焼き煮用の汁にはみりんを入れません。砂糖、酒、醤油のみ。定食屋で食べるショウガ焼きは少々甘さがきつすぎるので。ショウガはすりおろしてたっぷり入れます。母の昔の料理では、確かショウガはスライスしただけですが、このほうがショウガの香りとピリリとした味が舌に感じられて美味しいと思います。

 

白飯も炊いて、ちょっとほっとする懐かしい晩ゴハンになりました。
あ、ご飯茶碗と汁茶碗の位置が逆だと思った方、わたしは左利きなのです…。

 

 

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