おもてなしからひとりゴハンまで簡単レシピはがびのキッチン@オーストラリアで

イチジクが手に入ったら、白ワインのおつまみにイチジクとブルーチーズのベーコン巻きを

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昔々、まだわたしが幼いころ、庭にはイチジクの木がありました。
ちょうどお風呂場の窓の前でしたので、窓を開けるとそのイチジクの木が見えたものです。あまりに小さかったのであまりよく覚えていないのですが、母だったのか父だったのか誰かがその木からイチジクをもいでわたしにくれました。お風呂場でものを食べたことなどなかったわたしは、それを口に含んだらあまりに甘かったのだけは覚えています。食いしん坊の三つ子の魂百まで、ですね。

 

さて、そんなイチジクは西オーストラリアでは12月から2月初めまで出回ります。今回はマーケットで買ってきましたが、お店のひとは「もうそろそろ終わりだなあ」と言っていました。

 

そのまま食べてももちろん美味しいのですが、わたしはよくおつまみにも使います。
以前もこんなレシピを公開していました。

 

イチジクの生ハム巻きにブルーチーズを載せて…オーストラリアでは秋の気配

 

今日はブルーチーズとベーコンがあったので、また違ったワインのおつまみにすることに。

まずイチジクには縦に切り込みを入れて、そこにブルーチーズを挟みます。ベーコンはやはり縦半分に切ってイチジクを巻き、爪楊枝を刺して留めておきます。今回はどこかで写真を見たので、ローズマリーを細い枝ごと切ってきて、半分ほど葉をとり、それを爪楊枝代わりに刺しました。

 

オーブンは200度に温めておき、イチジクを入れたら15分から20分。
ベーコンが焼けて、端が焦げてきたら出来上がりです。オーブンにもよりますので、時々チェックしてください。

 

出来上がったら、実はブルーチーズを上からパラパラと散らすのですが、今日はなぜか忘れてしまいました…。ブルーチーズは火を加えると溶けてしまいますので、底にたまった汁は必ずイチジクにかけてやり、それからすぐにブルーチーズのかけらを手でつぶしてたっぷり散らしてください。

 

 

冷えた白ワインかビールをぐぐっとやりながら、こんなおつまみはいかがでしょう。
生のイチジクが手に入らない季節には、ドライフルーツになっているイチジクでもかまいません。ベーコンとブルーチーズの塩気とよく合います。

 

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