週の真ん中ともなると忙しさもピークに達しているので、もう何にも作りたくない。作りたくなくてもお腹だけはすきます。オマケに怠けていたジムのサーキットを再開したせいで、あちこちの筋肉がミシミシと痛みます。えーん。
さて、大きなロックメロンがスーパーで大安売りの2ドル50セント(約200円)だったので買ってしまいましたが、そのままでは冷蔵庫に入りません。毎日切って学校に持っていくにしても何日もかかりそうです。それなら晩ゴハンにも使ってしまいましょう。
解凍しておいた鶏もも肉があるので、それをタンドーリチキンにしてサラダ風に。
「えっタンドーリチキンのマリネまで作っちゃうの?」と思ったひと、ご安心ください。あんなにスパイスの多いインド料理はちょっと時間がかかりすぎるので、タンドーリペーストなどという市販のペーストを使ってインチキ料理をします。だって平日ですもん。
こちらにはインド食品店も多く、そうした店ならどこでもこうした瓶が手に入ります。日本にもあります。同じような瓶が楽天でもアマゾンでも手に入りますので、使ってみてください。ヨーグルトと混ぜるだけで、簡単に香りのよいタンドーリチキンができあがります。チキンだけではなく、豚肉だって牛肉だって魚だってマリネしてしまいます、わたしは。美味しいですよ。
それから、気づいたことをひとつ。
アマゾンで「タンドーリ」という言葉で検索したら0件。これって日本語だと「タンドリー」なんですね。Tandooriだったら絶対「タンドーリ」なんですが、誰かが最初に「タンドリー」と書いちゃってそれが定着したのかなと思いました。
さて、サラダというと絶対に野菜を使うかというとそうでもありません。
わたしもよく季節の果物をサラダに使いますが、それって昔(いや、大昔か)スイカを食べるときに塩を少し塗るのと似ています。タイでも果物を買うとチリを混ぜ込んだ塩の小袋がついていることがありますが、同じです。
ですから、季節の果物で安く手に入るものがあれば使ってみてください。
今回わたしが使ったのはメロンですが、今は種のある果物がこちらオーストラリアではシーズンなので、プラムや桃、そしてアンズやスイカ、何でもサラダに放り込めます。果物はそのまま食べるのもいいのですが、こうやって工夫すると大量に消費できますので、ぜひ何でも試してみてください。
Ingredients
- 鶏もも肉(皮なし)4枚
- タンドーリペースト 大さじ1.5
- プレーンヨーグルト(無糖)250ml
- キュウリ 1本
- チェリートマト 12個
- ベビースピナッチ(生食用ほうれん草)手でぎゅうとつかんで3つかみ
- エシャロット 1/2個
- バジル 適宜
- ミントの葉 適宜
- パクチー 適宜
- ロックメロン(メロンならなんでもよし)1/4個
サラダドレッシング
- オリーブオイル 大さじ3
- レモン汁 大さじ1/2
- 白ワイン 大さじ1/2
- ディジョンマスタード 小さじ1
- 塩コショウ 適宜
Instructions
- ヨーグルトとタンドーリペーストを混ぜ、ジップロックのビニール袋に入れ、鶏もも肉を入れてまんべんなくマリネしてから冷蔵庫で1時間から1日冷やします。
- ドレッシングの材料を混ぜて、蓋のできる容器に入れて混ぜます。
- ビニール袋から鶏もも肉を取り出し、マリネを取り除いてから塩コショウします。
- グリルかフライパンで両面を5分ずつ焼きます。または中まで火を通します。
- チェリートマトを半分にして、サラダボウルに。
- キュウリをサイコロ状に切ってサラダボウルに。
- メロンをサイコロ状に切ってサラダボウルに。
- エシャロットは薄切りに、ハーブ類はざく切りに。
- 鶏もも肉を食べやすいようにスライスします。
- ドレッシングでサラダ類を全て混ぜ合わせます。(わたしはこういうときには清潔な手で混ぜてしまいます)
- 皿に盛り、上に鶏もも肉のスライスを載せ、最後にエシャロットとハーブを振りかけます。