おもてなしからひとりゴハンまで簡単レシピはがびのキッチン@オーストラリアで

ジューシーなポークチョップはタイム風味のガーリックバターが決め手

ガーリックバターのポークチョップ9

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日本ではあまりお目にかかれませんが、オーストラリアでは骨付きの豚肉は適度に脂が入っていて美味しいし、またバーベキューにも適しているのでスーパーでもよく売られています。

 

ただしスーパーのものは写真のように骨をきちんと残しているものより、突き出た部分の処理を省略して切ってしまうことが多いようです。その点、専門の肉屋で売っているものはフランス風にもっと肉を削いでいますから、フレンチカットとも呼ばれます。

今回はもちろんバンコクですので、近くのスーパーの精肉コーナーで買い求めました。本当はオーストラリア人の精肉店が近くにあるのですが、今回はうっかり忘れて出先で買って来てしまいました。次回はまたあそこで。とても清潔で美しい肉ばかり売っている店です。

 

ガーリックバターのポークチョップ1

 

さて、こんなふうに骨がガッツリ入っている肉の場合、オーストラリアでは鉄製フライパンで両面焼いてからそのままオーブンに突っ込みます。ずっとフライパンで焼いていると肉汁が出て固くなってしまうからです。ですから、普通のテフロンなどのフライパンで焼くときは必ず「蓋をして」蒸し焼きにしてください。

 

蓋をせずに強火で両面に美味しそうな焼き目(たぶん3−5分)がついたら、今度は蓋をしてガーリックバターをかけて中弱火です。様子を見ながら10−20分ぐらい。肉の厚さにもよるので、フォークを刺してみて澄んだ肉汁が出たら出来上がりです。

 

付け合せはセージと一緒にローストしたジャガイモと、先日書いたヴィネグレットドレッシングをかけたトマトとワイルドルッコラのサラダです。

 

 

下のレシピは「オーブンはあるけれど鉄製フライパンのないバンコクのキッチン」で作った晩ゴハンですので、フライパンだけで作ったりするときは上記のフライパンでの焼き方も参考にしてください。