クランブルはこれまた簡単な料理なので、オーストラリアでは作るひとが多いです。よく招かれたときにデザートとしても出てきます。焼くときもケーキではないのでふくらませる必要もなく、とても簡単にできるお菓子です。
普通はリンゴで作りますが、今回は洋梨があったのでそれも混ぜてしまいました。
もちろん、リンゴだけ、洋梨だけでかまいません。
ところが、急に作ろうと思い立ってきちんとパントリーを確認していなかったので、押し麦を切らしていることを忘れてしまいました。あーあ。
でも! 同じようなものならあります。わたしがよく朝ゴハンにヨーグルトや牛乳をかけてささっと食べるミューズリーです。これを使っちゃいましょう。(←いいかげん)
本当はコチラを使います。押し麦です。
普通のミューズリーは干しぶどうや干しリンゴなどが入っていますが、わたしが買うのはナッツの入ったものでドライフルーツは入っていません。
日本ではこんなのがありました。ドライフルーツは入っています。
そのままミルクをかけて食べたり、グラノーラバーなどをつくることもできますので、一袋あると便利かもしれません。ただし、今回のクランブルを作るときには砂糖を入れないでくださいね。甘くなりすぎますから。
それからもうひとつ必要なのはコレ。以前にもケーキに使いましたが、ココナッツです。
さて、まずは果物の上に載せるクランブルを作ります。おっと、その前にオーブンを180度に温めておいてください。
ミューズリー(または押し麦)にふるいにかけた小麦粉を混ぜ、それからココナッツを加えてざっと混ぜます。押し麦を使う場合は砂糖も混ぜてください。ミューズリーは普通レーズンなどが入っていますし、砂糖も加えてありますので、砂糖はナシで。
次に、メープルシロップとバターを弱火で溶かします。メープルシロップは香りがよいので加えましたが、ここは砂糖でもかまいません。それを少しずつ生地に落としながら、混ぜ合わせます。
これで、クランブルの部分ができあがりました。
リンゴと洋梨は適当な大きさに乱切りです。まず、砂糖と水と一緒に果物を小鍋に入れ、沸騰したら弱火にします。この砂糖ですが、甘みを抑えたい場合は少なくしてください。ケーキではありませんので、量の加減はOKです。
5分から10分で果物が柔らかくなったら火をとめてください。
わたしはそのままテーブルに出せるような陶器の耐熱容器を使いましたが、なければケーキ用の型でもいいと思います。
果物にレーズンを混ぜてから、上からクランブルを載せます。平らにならしたら、オーブンへ。
焼いている時間は大体15分から20分ぐらいです。きれいな焼色がついたらオーブンから出してください。
こんな感じです。
クランブルは温かいまま、その横にバニラアイスクリームを載せて食べますが…アイスクリームがありませんでした。残念。この温かいデザートと冷たいアイスクリームが絶妙なマッチですので、わたしのようにイイカゲンに思いつきで作らず、必ずバニラアイスクリームを買ってから作ってくださいね。
余ってしまったら、冷蔵庫へ。そして、食べるときには電子レンジでほんの少し温めても美味しいです。
材料
- 押し麦(またはミューズリー) 45g
- 小麦粉 65g
- 砂糖 100g(ミューズリーを使うときは入れないように)
- ココナッツ 50g
- 無塩バター 100g
- メープルシロップ(または砂糖)大さじ1
- リンゴ 3個
- 洋梨 3個
- 干しぶどう 半カップ(お好みで)
- 水 60ml
作り方
- オーブンを180度に温めておいてください。
- 押し麦(またはミューズリー)にふるいにかけた小麦粉を混ぜ、それからココナッツを加えてざっと混ぜます。押し麦を使う場合は砂糖も混ぜてください。ミューズリーは普通レーズンなどが入っていますし、砂糖も加えてありますので、砂糖はナシで。
- メープルシロップと細かく切ったバターを弱火で溶かします。
- 溶けたら少しずつ生地に落としながら、混ぜ合わせます。
- リンゴと洋梨は適当な大きさに乱切りです。
- 砂糖と水と一緒に果物を小鍋に入れ、沸騰したら弱火にします。この砂糖ですが、甘みを抑えたい場合は少なくしてください。ケーキではありませんので、量の加減はOKです。
- 5分から10分で果物が柔らかくなったら火をとめてください。
- 果物にレーズンを混ぜてから耐熱容器に入れ、上からクランブルを載せます。
- 平らにならしたら、180度のオーブンへ。
- 大体15分から20分ぐらいです。きれいな焼色がついたらオーブンから出してください。
- 温かいまま、必ずバニラアイスクリームを添えて召し上がってください。