おもてなしからひとりゴハンまで簡単レシピはがびのキッチン@オーストラリアで

こっそりと簡単に…タケノコの土佐煮を作った

時々タケノコが食べたいなあと思う。そして近所のアジア食品店にナマのタケノコがあると、一応手に取ってみる。「でもアク抜きとかめんどくさいよね」と、一旦手に取ったタケノコをやっぱり戻してしまう。

週末に友だちとランチに出かけたら、よくついでに行く隣のアジア食品店が閉まっている。あらら閉店かなと思ったが、張り紙の中国語をよく見るとどうも同じ通りの150mほど先に移転したとのこと。さっそく行ってみることにした。 以前の店は暗くて小さくてゴチャゴチャしていて、連れの男性たちは皆外で手持ち無沙汰に待ちぼうけ。そりゃ外で待つしかないくらいの狭い店だったのだ。それが、こんどは広々としていて人とすれ違うのもスイスイと行く。 しばらく見て回って見つけたのがコレ。

中国福建省からの輸入品。すでに水煮になっているので、これならばわたしにも簡単にできそうだ。中国産のものは最近あまり買わないようになったが、このぐらいはいいよね。

さっそく家に帰ってから洗ってザルに入れたら、なんだかイヤに細くて長い切り身になっている。あまりにも長いので半分に切って一口サイズに。 醤油とみりんと…と考えていたけれど、ええいめんどくさい、めんつゆを使うことにした。

めんつゆは大さじ3−4杯。3倍濃縮なので濃すぎる。それで水を120mlほど(=オーストラリアの計量カップ250mlの半分)足して、味見。飲めるより少し濃い目ぐらいがちょうどよい。あとは鰹節パックを一袋。これだけだ。 強火で沸騰したら火を弱火にして落し蓋、それを5−6分ぐらい。鍋の中で冷ましてできあがり。 まだホカホカのタケノコを口にふくんだら、シャリッとした歯ざわりの懐かしい味だ。

もう少し厚みがあるといいんだが、すでに切ってある水煮なので仕方がない。この水煮は常温で今年5月までが賞味期限なので、また買ってこようと思っている。